構想を練る 2009年3月〜4月
石窯を作るぞ!
パン作りが趣味の妻のたっての希望で、突如、石窯を作ることになった。聞けばピザやパンだけでなく、料理もできるし、燻製もできるそうだ。そりゃいい。
早速、本やネットであちこち調べて回る。そして、燃焼室と調理室とを分ける連続燃焼方式を採用することにし、設計図をまずは作成してみた。
設計通りだと、耐火煉瓦300個、赤煉瓦650個。これだけで重量は3トン以上になる。
床には贅沢にも大谷石を使うことにする。
発注した後で、耐火セメントで型枠に流し込めば床部分を製作できることを知る。材料費の5分の1を占める出費のため、少々落ち込む。。。まぁいいか!
耐火煉瓦と赤煉瓦の間には、砂かビリを入れて断熱効果を高める予定である。
雨風を避けるための屋根は大工の義父にお願いしよう。扉は元溶接工の友人に頼んで作ってもらうつもりだ。
レンガの積み上げはゴールデンウィーク開始を目標にした。それまでに基礎を終わらせ、資材を発注し終わり、いざ煉瓦の積み上げだっ!
・・・本当に上手くいくのか?
まあ、現場合わせで何とかなるっしょ。
設計図は、石釜太郎氏からいただいた図面を元に作成した。氏からは製作に関してアドバイスもいただいた。ここに伏して、感謝。
完成後、使用したレンガを計算した。加工に失敗した廃レンガも含めて、耐火レンガ287個、赤レンガ502個でした。重量は2.4トン。ただし、大谷石、モルタルなどの重量を加えると3トン以上になりました。
設計 2009年4月
設計図
扉をお願いする友人に設計図を見せて、「こんな扉が欲しい。」と説明したのだが、どうもうまく伝わらない。完成予想図のような物があれば、イメージを伝えやすいかと思い、作ってみた。絵心があれば、手描きで立体的なイメージ図を描けば良いのだが、あいにく絵はちょっと苦手。
設計図に化粧レンガの赤レンガや扉、屋根を描きいれて完成予想図を作成してみた。
おお、かっこいいではないか!
なんかすごく本格的な石窯に見える。
まだ実体は何もないのに一丁前の職人になった気分。
しかしこれは気合いを入れてかからないと、本当に絵に描いた餅になってしまう恐れありだ。
必要な資材をピックアップしてみる。既に発注済みのものもあるし、予想数量・予想単価のものもある。が、概算の資材の数量と金額は把握。結構かかるなぁ。